150回。年数にして40年。
この記念パンフレットにも、この会ならではの
重みが感じられます。
「楽笑会・150回記念落語会」
5月26日(日)午後1時開演。
京都新京極・誓願寺二階広間。
ほぼ七〇名のお客様が来られてました。
「桑名船」 浦乃家 蛾蝶
前説も兼ねて開演前から高座に。現在のメンバーの
中では最古参になります。ご本人は常々「落語家ごっこ」
と謙遜されてますが。毎回本格的な高座を披露しています。
「振込め!」 ひろっちゃん
桂三風さん作の防犯落語。実はご本人も元婦人警官とのこと。
「豆屋」 喫茶亭寿限無
この会の最長老。まもなく御歳八〇歳。まだまだお元気!
「狼講釈」 錦松楼さだ吉
最近は仕事の関係で、高座に上がれるのが年一〜二度。
ゆえに毎回の出番を大切する気持ちが・・・確かに
かなり完成度の高い「狼講釈」です。
「カラオケ病院」 夢乃 浪漫好
春風亭柳昇師作。一時台前の歌謡曲の替え歌オンパレード。
これが今日のお客様のツボにはまりました!
「中入り」
この会の魅力はやっぱり「生のお囃子」です。
「牛ほめ」 無敵亭 大我
楽笑会というより、素人落語界のアイドル。
その立ち居振る舞いすべてが「落語の申し子」です。
このような「前座ネタ」でもきっちり笑いがとれます。
「南京玉すだれ」 ひろっちゃん
大我くんのお母さん二度目の登場。愛嬌たっぷりの玉すだれ
おや?「沢口靖子と同い年」・・・沢口靖子に大我くんの
ような息子がいてもおかしくないわけで・・・
「寄合酒〜ん廻し」 戎家 小橘
「令和」最初の定例会のトリは、新天皇陛下と同い年で
同じ月生まれの小橘さんです。それぞれ独立した噺として
演じられる事が多いこのネタを一つに噺として演じました。
演者に力量があれば、基本通りの高座で充分笑いがとれます。
恒例「アサヒビアレストラン」での打ち上げにも参加
させてもらいました。江戸・上方、プロ・アマの垣根を
越えたこの会ならではのディープな演芸談義で
おおいに盛り上がりました。
次回定例会は7月28日ということで
すみません。うちの定例会と同じ日です・・・・