平成最後の寄席通いは・・・

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これは昨日ですが・・・
「第8回・露の都十八番への道」
4月29日(月・祝) 午後2時開演
東大阪市立市民多目的センター
(近鉄奈良線河内永和駅下車)

昨年11月以来です。

会場の様子が変わっています。
前後ろが逆になっていて、
高座が見やすくなっています。
ほぼ満席です。

「動物園」 露の瑞
おなじみ「駄洒落商店街」がよく受けています。
この「動物園」多くの噺家が手がけてますが
瑞ちゃんのは、本来の形に近いのです。

「餅屋問答」 露の棗
最近「親知らず」を抜きました。顔の小さい者
には生えないらしい。

「手紙無筆」 露の紫
知ったかぶりをしたがる人が落語には
よく出てきます。「聞くは一時の恥」なんですが・・・

「猿後家」 露の都
この会には師匠のご近所さんが多くつめかけます。
あるご近所さん「今日は息子夫婦が来るから行けません」
・・・みんなで来ればいいのに・・・

この日も沢山笑わせてもらいました。
平成最後の瑞ちゃんです・・・




「春団治まつり20周年記念・三代目春団治一門会」の帰りに・・・

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もともと「噺の会じゅげむ」の定例会は
当時あった居酒屋「みゅ〜じあむ」の館長
(ここでは「マスター」を「館長」と呼びます)
の発案ではじまりました。その後、みゅ〜じあむが
「閉店」になるまで、ここを事務局および
打ち上げ会場にしていました。

昨日訪れた「ちりとてちん」で
その「みゅ〜じあむ」時代の想い出に
浸っていました。

その帰り
最寄り駅「阪急石橋」
電車が動いてません。人身事故があって
阪急宝塚線全線ストップ
復旧に一時間かかる見込み

そこで、一駅先の「蛍池」まで歩いて
そこからモノレールに乗って・・・
と思って、一駅分テクテク。
ところが、「蛍池」につくと
阪急は動いてました
(梅田ー雲雀丘花屋敷間の折り返し運転)
何とか乗れましたが・すっかり酔いは覚めて・・・
・・・えらかった〜

平成最後のどえらい出来事でした。

「春団治まつり20周年記念・三代目春団治一門会」

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「落語の街」を標榜する池田市が
街をあげて取り組む「春団治まつり」
そのメインがこの「三代目春団治一門会」です。
早くからチケット完売になる大イベントの招待券を
当会司之助代表が入手してくださいました。
さすがです。

「春団治まつり20周年記念・三代目春団治一門会」
4月28日(日) 15時開演
池田市民文化会館大ホール

一時間前から開場。すでに長蛇の列です。

「山内一豊と千代」 桂春蝶
この人がトップです。かなり「濃〜い」会
になりそうな予感。

「つる」 桂春雨
かつては「貴公子」今は「虚弱体質」

「ちりとてちん」 桂小春団治
古典も創作もきちんとできる人ですが、やっぱり
この人には創作ものを期待してしまいます。

「幸助餅」 四代目・桂春団治
初代・二代目・三代目が手がけなかった噺ということで
本格人情噺です。

「中入り」

「三十石」 桂春若
「春若流ジョーク」には、どこか「枝雀流SR」の香りが

「鼻の狂句」 桂福団治
本来は「人情噺の第一人者」ですが、今日は四代目に譲って
珍品中の珍品。

たっぷり三時間。お腹いっぱいです。


終演後、代表が前から訪れたかったという居酒屋
「ちりとてちん」その店名からもわかるでしょう。
「素人落語家」夫妻が切り盛りしています。
きちんとした日本酒が飲めます。

何年かぶりに
代表と二人で落語会と飲み会。いい一日でした・・・

が、この余韻をさます出来事が。それは明日更新します。

シリーズ「間違って使われてる日本語」 その7「さわり」

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元の意味は
義太夫や浪曲などの「一番の聞かせどころ」
歌で言えば「サビ」の部分ですね。

ところが、これも字面から
「話の導入部、初めの部分」と
勘違いされてる方が多いようです。

いくら「言葉が時代と共に変わる」といっても
お互いが、一つの言葉で全く違う解釈を
していると、話がかみ合わなくなりますから
気をつけたいものです。

古典落語「つる」より
首長鳥がなぜ「つる」というようになったか
その珍解釈を甚兵衛さんから聞いた喜六
早速友だちに披露するが、うまくいかない
再び甚兵衛さんに尋ねなおす。
「甚兵衛はん、首長鳥がなんでつるになったか・・・」
「もうどこぞで喋って来よった。うかつになぶりもできへん。
 あれは、昔一人の老人が・・・」
「そんなとこどうでもよろしい。なんでつると言うように
 なったか、そのさわりの部分」
「さわり、ちゅうヤツがあるか」

さすが古典落語。これが「さわり」の正しい用法です。


シリーズ「間違って使われてる日本語」 その6「確信犯」

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「確信犯」の本来の意味は
道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、
本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪。
思想犯・政治犯・国事犯など


ですが、多く使われてるのは

悪いことだとわかっていながら行われた
犯罪や行為。また、その行為を行った人。

つまり、植木等の「わかっちゃいるけどやめられない」
のような意味で使われています。
これは本来「誤用」とされていましたが
最近の国語辞典では
これも「有り」となっているようです。

言葉は時代とともに変化します。
もともと「誤用」だった意味が「有り」になる背景には

「誤用」の意味の方が日常生活で使いやすい

というのがあるようですね。

このシリーズのトップで紹介した「破天荒」も
本来の意味よりも
「型破り」の方が使いやすいので、
「初代春團治の破天荒な芸風」となってしまうのでしょう。

言葉は時代とともに変化する
しかし
本来の意味は抑えておきたい






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3月24日(日)
午後2時開演
高槻市立生涯学習センター
1階展示ホール
(高槻市役所となり)
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