「繁昌亭昼席・第618週 7日目
〜笑福亭喬介第12回繁昌亭奨励賞受賞記念ウィーク」
7月29日(日)午後1時開演
一番太鼓は桂おとめさん(桂あやめ師の弟子)
「平林」 桂紋四郎
今年の「彦八まつり」の実行委員長は
彼の師匠、3代目春蝶さんです。
「引き出す女」 桂ぽんぽ娘
「喬介兄さん、おめでとうございます」と言いながら
この人ならではの毒舌が・・・
「時うどん」 笑福亭右喬
後輩ながら「上から目線」の喬介さん。
「漫才」 ニックス
普段は東京の寄席で活躍中の姉妹コンビ。
キャリア20年にして、今日が繁昌亭デビュー。
「酔いどれ交番所」 月亭遊方
夏になると「おっさん」が上半身裸で歩いてる
「天王寺界隈」を舞台にした自作の創作落語。
「ねずみ」 笑福亭喬介
出囃子は「幸せなら手をたたこう」。そうです。
場内中から手拍子が。中トリながら今日の主役。
この大ネタを彼らしく、さわやかに。
「中入り」
今日も「繁昌亭てんてん飴」購入
「口上」司会・遊方 喬介・松喬・三風・右喬
キャリア12年で奨励賞受賞は異例の早さだそうです。
ジャニーズ系イケメン(噺家にしては)そして
「映像」作成の名手。いまだ独身。
「えっ⁵」 桂三風
何でも「えっ」と聞き直す男と「どうでもええ」が口癖の
男が織りなす三風さんの創作ですが、古典落語
「二人癖」の発展型ですね。
「京の茶漬」 桂かい枝
大阪人、京都人、神戸人が一緒に食事に行きました。
「全部でいくらになるか」を考えるのが神戸人
「割り勘でいくらになるか」を考えるのが大阪人
「どうお礼を言うか」を考えるのが京都人!?
「道具屋」 七代目笑福亭松喬
「前座ネタ」のイメージが強いこのネタですが
今日はかなりきめ細かく演じられました。
売り物に「火縄銃」がでてきます。そして
「手元を見ております」に、まだ続きがあります。
中身の濃い昼席でした。