おなじみ「京都・楽笑会」の定例会です。
昨年1月同様、今回も「噺の会じゅげむ」から
「三流亭志まね」「潮吹亭くじら」の2名が参加
「プチ交流会」となりました。
で、おかげさまで
盛況のうちに終えることができました。
お越しくださいましたお客様方に
厚く御礼申し上げます。
「第131回・楽笑会1月例会〜初笑い新春落語会」
1月26日(日) 午後1時開演
新京極 誓願寺2階広間
「前説」 喫茶亭寿限無
落語に詳しい常連のお客様が続々詰め掛けます。
80名くらいはお越しでしょう・・・
「延陽伯」 無敵亭 大我
中学3年生ながら、高座経験は豊富。しっかりした
しつけの行き届いた「好青年」。露の都師が
主催されてる「都組・さだ吉倶楽部」の生徒さんと
いうことで、落語の基本がきちんと出来ています。
はっきり言って「脱帽」です。
「都師匠のブログ」
「初天神」 戎家 小橘
「演芸マニア」ぞろいの「楽笑会」ですが、この方も
なかなかのものです。今年も「浅草演芸ホール」で
志まねさんと遭遇したそうです。
「電話の散財」 浦乃家 我蝶
電話交換手がいた頃の「電話」が出てくる古典落語。
この会ならでは、生のお囃子を駆使した華やかな高座。
しかし「話し中」と叫ぶと混線が解けるそのメカニズムが
不思議ですな・・・
「カラオケ病院」 夢乃 浪漫好
病院ネタの「替え歌」をひたすら歌いまくるという
5代目春風亭柳昇師の曰くつき創作落語。
浪漫好さんは、某有名私立の大谷学園高校の
なんと「教頭先生」。私立校の中で、実力でなれる
最高位ですよね!
「金明竹」 三流亭志まね
この噺は江戸落語だったのが上方へ移植され、また江戸へ
逆輸入・・・複雑な経路をたどってるそうな・・・何にしても
志まねさんの「関西弁」が聞ける貴重なネタです。
「中入り」
お囃子は「楽笑会はやし社中」で、なんと大我くんは
太鼓も叩けるのです。そのバチさばきは蛾蝶さん曰く「プロ級」
ますますもって、末恐ろしい・・・
「冷蔵庫哀詩」 潮吹亭くじら
何とか「鉄板ネタ」にしたいのですが、やはり少し油断すると
こんなにグダグダになってしまいます。本来、もっと受けるはず。
で、この後どえらいサプライズ。
なんと、大我くんが、私の着物をたたんでくれているのです。
かたじけない・・・このまま、プロの「内弟子修行」が
勤まりそうです。
「始末の極意」 喫茶亭寿限無
で、大我くんと寿限無さんとの年齢差は・・・60歳近くです。
まさに、素人落語サークルならではですね。今回も
何かとお世話になりました・・・
打ち上げは、京都三条「スーパードライ京都」
なんと「森乃福郎」師が特別参加。楽笑会とは
友好関係にあるのですが、いろいろと、ここには書けない
話も飛び出して、いつも以上の「デープな落語談義」になりました!