久々の「平日休み」
最近「プロの落語会」といえば「動楽亭」と
いうことになってまして
「繁昌亭」はなんと2年ぶりとなります。
梅雨の悪天候、そして団体客なしということで
今日は席に余裕がありました。
会場に入ると、最前列がきれいに空いてました。
最前列が埋まらないのは、プロもアマも一緒ですな。
私は上手側最前列へ・・・
「狸の鯉」笑福亭生寿
「せいじゅ」と読みます。「狸の恩返しシリーズ」
ですが、上方ではあまり演じられないようで、私も
初めて聞きました。
「十徳」林家染左
上方落語家の高学歴化のはしり。なんと「大阪大学」出身で
公務員にまでなったのに辞めて噺家に。なんでやねん!
「宿題(桂三枝作)」笑福亭銀瓶
この「宿題」は、早くも「古典化」してます。ただ、
今回は「サゲ」が変わってました。三日目の宿題を
渡されたお父さん。息子に、ある数字を書いた
メモを渡すのですが・・・
「パペット落語」笑福亭笑子
「しょうこ」さんです。「パペット落語」の第一人者
鶴笑さんのお弟子さんですが「何がしたいのか解らない」度は
師匠以上ですな・・・
「がまの油」桂坊枝
落語家以上に過酷な条件をもって人前でしゃべる
「大道芸」の悲哀。この人も随分貫禄だ出てきました。
「皿屋敷」桂梅團治
「幽霊」は「美人でスリム」でないと似合わないらしい。
失礼ながら「梅團治さんに言われたくない!」
「中入り」
売店では、梅團治さんの「鉄道落語」の本も
売ってました。今日もそっちが聞きたかった!?
「三味線漫談」レツゴー長作
もう「三匹」での活動はされてないようで、寄席には
「一匹」で登場。熟年夫婦のボヤキ節。
「タヌキハブラシ」桂文福
相撲甚句〜懐メロ〜童謡〜なつかしCMソング〜河内音頭
文福師のサービス精神炸裂!
「中学生ブルース」桂雀喜
校門前の「エロ本売り」に騙され続ける雀喜少年。
現代版「東の旅(別ルート編)・もぎとり」
「蛇含草」桂塩鯛
マクラでは枝雀師の「SR」を披露。「サゲにもいろいろ」
ということで「蛇含草」へ。実は7月28日「高槻市民寄席」で
この「蛇含草」をかけることになっています。大いに参考に
なりました!
終演後は演者のみなさんお出迎え。やっぱり文福師のサービス
精神は半端じゃないですな。