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その前に
上方落語界のビッグニュースから
来春、月亭八天が「七代目月亭文都」を襲名!
(よしもとニュースセンター)
八天さんといえば、八方門下では異色の
正統派の噺家さんで、若手の頃から注目していました。
今後益々の「発展」が期待されます。
というわけで、それでは「ミニ活動報告」です。
「前説」南茶亭おすし
実はご本職が、いわゆる「講師」。こういった
フリートークは手慣れたものです。これから毎回お願い
しましょうかな?
「任侠伝」 悠々亭一光
故・先代春蝶師の名作「昭和任侠伝」の
現春蝶アレンジバージョン。誰の作品でも、きちんと
「一光ワールド」に仕立ててしまいます。見事。
「つる」 文々亭小輔
本来は「阿遊亭弘遊」さんの出番でしたが、急病による
代演。予定されていた同じ「つる」。さすがです。
さながら、もとから出番だったかのごとく。
「長短」 三流亭志まね
気の長い男と短気な男のコントラストの妙。この噺は
「江戸落語」でないと無理ですな。その「粋」を
きちんと伝える志まねさんです。
「シルバーウェディングベル」 六弦亭ざくろ
フルマラソン走者でギタリストの万年青年ざくろさん。
「老婆の休日」の舞台が、病院から結婚式場に移ると
こうなるんでしょうかな・・・
「中入り」
お茶子はおなじみ「高座の守護神」天乃小てるさん
「くやみ」 潮吹亭くじら
ネタ下ろしですが、何とも台詞の多い噺で、「なんでこんな
ネタ選んだのやろ?」と「くやみ」っぱなしでしたが・・・
何とか受けてたんじゃないですか?
「餅屋問答」 寿亭司之助
「結婚式」→「葬式」ときて「お寺」ちゃんと順をふんでます。
「インチキ問答」なのに、なぜか「貫禄」がある餅屋の親父。
やはり、「年輪」なんですな、代表!